【ファームキトラ】北海道・長沼町から全国の皆さまへ安心安全アイガモ農法・無農薬のゆめぴりか、厳選野菜をお届けします!
【J-GAP導入】例えば
①農業機械の運転中の事故、農薬の飛散、細菌による汚染、燃料(危険物)の管理、キツネやアライグマ、鹿などの外来動物による食害。
②整理整頓の不十分から起こる非効率作業、情報共有不足での販売後のクレームの原因究明のトレーサビリティの必要性。
従業員の健康管理、温暖化によって畑で熱中症で倒れるケース…。
まれにしか起こらないこととは考えがちですが、万が一起こると農場にとって重大な損失に繋がるります。
少しでもリスクを未然に防ぐために農家がGAPに取り組む事は必要不可欠だと弊社は考えております。
現在は農家がパソコンやスマーとフォンを活用して当たり前の時代となっております。
従業員同士がいつでも情報共有できる環境を作っておくことで、農作業のスムーズな進行や問題点の洗い出しが出来ます。
作物の育成状態、各圃場の状況をスマートフォンのカメラで撮影してクラウドにアップした瞬間、全メンバーが状況を確認できます。
その日にやるべき作業はタスク化を行ったり「チャットワーク」等のビジネスチャットで連絡を取り合って情報の精度を高めていきます。
また、ハウスの温度管理も完全自動化が完了、自動潅水も将来的に取り組む予定です。
いわゆるスマート農業は省力化や品質の向上につながるものであると確信しています。
現在自社開発のメカトロニクスに力を入れて「人間がやらなくてもいい作業」の効率化を図っています。
SNSでの情報発信、ネット販売部門は年々その必要性を増しています。
弊社はネット通販黎明期より農作物を通信販売しており、お蔭様で現在多くのお客様に「アイガモ米」等を支持いただいております。
今ではごく当たり前になっております「顔の見える作物」はお客様にとっては更に生産物を選ぶための重要な指標であると考えております。
流通は今後ますます生産者と消費者との距離が縮まっていくのは間違いないでしょう。
その時が来るまでに、買って下さるお客様から1番目にチョイスされる農場になれるよう日々取り組んでおります。
人の心を惹きつけてやまないアイガモ達の愛くるしさ、そしてそこから理想のお米が生まれる不思議さ。
弊社代表、記虎が「これだ!」と思ったのは同じ町内で以前からアイガモ農法でお米を作っている同級生のおかげ。
アイガモ農法の取組から数年後、TV番組「ダッシュ村」のアイガモがブレイク…などもあり、
全国に「アイガモ農法」が認識されるようになりました。
お蔭様で手間をかけて作るアイガモ米は今でも毎年即完売となる人気商品となりました。
アイガモ米生産は作付面積にも限界があります。
お客様より農薬を使わないおいしいゆめぴりかなどを多くのリクエストを頂戴いたしまして、
農薬を使わない「機械除草米」も生産し、無農薬米の生産向上に励んでおります。
食味の向上のために有機質を多く含んだ肥料を使用しております。
長年試行錯誤していくうちに、「一番おいしい」と思ったのは有機肥料のみを使用した無農薬・はさがけ自然乾燥のお米を口にした時でした。
数年前にそんな栽培方法にこだわりを持つ方々に土地を提供し「はさがけ米」を栽培したのが始まりでした。
原点を振り返って、昔ながらの作り方が求めていたお米の味だと気づいたのは就農してから40年経ってからのことでした。
新しいことがすべて答えではないという考えも忘れずに生産に取り組んでおります。
代表・記虎は元々人付き合いは得意ではございませんでしたが、
全国からボランティアやアルバイトに来てくれた若者たち、私たちが作ったお米を欲しいと言って下さる人など多くの素敵なめぐり逢いによって
会社の発展の礎が築かれたのは間違いない事実です。
時には品質や対応にお叱りを受けたり、不作で予定の収穫が出来ない事でご迷惑をおかけすることもございました。
その都度一緒に前進することに肩を貸してくれた仲間には感謝しております。
常に世のニュース等を見ていて思うのは、自分だけではなく、世界中の人々が平和の中で飢える事無く幸せに暮らしていけるには、
私たちはささやかながら何が出来るのだろう?ということです。
そのためにも積極的にお客様と交流し、生産から食卓に並んで食べていただけるまでの関わり合いを大切にしていきたいと思っています。
数十年前までは「農協に出荷」すれば、それから先は何も我関せずの世界でした。
現在は消費者の方と農家の直接的つながりが最もおいしさをダイレクトに伝えられる心意気だと信じております。
農作物ご購入の方に商品と一緒に送られる毎月1回発行の「農場通信(月版)」、
農作業中や店舗による日々のInstagram投稿、YouTubeによる動画配信、
そして毎年秋の新米に合わせて発行される弊社冊子「農場通信(年版)」。
今や紙媒体・ネット問わずメディア発信は農家の欠かせないアイテムです。
消費者の皆さんからのリアルタイムな反応は励みにもなり、時として新たな改善や挑戦への模索の始まりであったりします。